株式会社マルホ


木材用語集



表面汚染菌(ひょうめんおせんきん)
「表面汚染菌」は木材の細胞は分解せず木材の表面に青緑色、黒色、黄色、赤色などの色を付ける。菌糸が材中にあまり侵入しないため木材の強度低下はなく腐朽菌などとは区別して扱われている。変色は菌糸や胞子自体の色、菌体の分泌する色素、材中のフェノール性物質が酸化されて発色する場合に分けられる。温度、湿度、酸素、栄養の条件が揃えば発生しやすい。



表面割れ(ひょうめんわれ)
「表面割れ」は乾燥初期に木材表層に生じた引張り応力が板幅方向の引張り強さよりも大きくなることにより発生する。「異方性」の項でも述べたように木材には「収縮の異方性」というものがある。特に収縮の大きい板目面においては乾燥による表面割れが出易くなる。




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