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木材用語集

早材（そうざい）

「早材」とは春から夏にかけて形成される木材細胞部分で「春材（はるざい）」とも呼ばれる。これに対し、夏から秋にかけて形成される部分は「晩材（ばんざい）」または「夏材」と呼ばれる。「早材」または「春材」は一年を通して木が一番生長する時期にあたり、細胞壁層は薄いが大きく生長するため幅が広くて色が白い。「晩材」または「夏材」は木の生長が鈍くなる時期にあたり細胞壁層は厚いが小さいため、幅が狭くて色が濃い状態になる。この繰り返しが木の年輪となって現れるのである。