マルホのこだわり

山口県岩国市飯田町１丁目３-３７

MARUHO CO.,LTD

Tel 　0827-21-8191

Fax　 0827-23-1545

マルホのこだわり・・・

「原木」　⇒　「製材」　⇒　「乾燥」　⇒　「加工」　⇒　「梱包」　⇒　「配送」

『原木』

入荷した原木を毎日、社長、専務自らが1本１本確認！

製材段階での歩留まり改善や品質安定のため芯の位置、曲りの程度、節の大きさ、腐れなどを毎日確認し㈱マルホに不適合と判断された原木はこの段階で除くように努力しています。
本数が多く手間のかかるこの作業は長年の経験と勘がないと判断が難しく他の量産工場では真似できません！
また、原木の品質が原木の産地や山の地形によって偏らないようにするため仕入れ先シッパーを１社に偏らせるのではなく数社に分散し仕入れていることも特徴です。こうすることで、他の量産工場にできない品質の安定化が計れるのです。

『製材と木取り』

製材とは１本の丸太を上手に料理すること！

㈱マルホは、人の手を必要以上に省かない製材を心掛けています。

１本１本性質の違う木だからこそ、機械による自動化（オートメーション化）では対応できない熟練された人の技術を大切に!

必要以上に人の手を省くことなく製材に取り組むことで、安定した品質の商品を生産することを実現してます!

売上金額からの単純計算ですが㈱マルホは業界上位の量産型メーカーさんと比較した場合、一定の販売額に対し約２割多く従業員の手がかかっています。これは、コストのかかる生産体制ということを現す一方で売上ばかりを追求するのではなく、生産工程の中で人の手と目を細かく行き届かせ安定した品質にこだわった製材を常に行っていることを強く証明しています。; 弊社では１本１本性質の違う木だからこそ、必要以上に人の手を省くことなく真剣に製材に取り組んでいます。

木取りに注意して製材！

自然の木の素性や癖、異方性を考慮し使用用途を意識した製材を行うことこそが本来の製材であり木取りです。
弊社では製品の見掛けやコストばかりにこだわるのではなくお客様のニーズや使用用途を意識した製材をしています。

製材の基本を守りながら㈱マルホでは製材をおこなっています。
丸太の芯に近い部分は内部応力が複雑に発生しており時間の経過や乾燥に伴いねじれ等の癖や欠点が強く現れやすい部分です。
このため芯に近い部分からは内部応力のバランスを比較的保持できるよう梁、桁などの大きい製品（平角、正角）を製材します。
このとき芯の部分を製品内部に入れると、割れや狂いを発生し易いものとしてしまうため、㈱マルホでは製品歩留まりも考慮した上で芯の部分で割るという製材方法を主に採用しています。
また、丸太の外周部分からは根太、タルキ、筋違、間柱、胴縁、桟木といった小割り製品を製材しています。
住宅資材として使われる際に、何のどの部分に使用され、どの方向から力が加わるか、時間の経過とともにどのように木材の内部応力が解放されてくる可能性があるのか、どのように変形、収縮が起こる可能性があるのかを考慮して小割り製品も製材していきます。
樹種や木の素性により個体差があるため一概には言えませんが製材コストや製材歩留まりだけを優先し、丸太の芯部分や板目取りや柾取り、追い柾取りなどをごちゃごちゃに混入した製材品をたまに見掛けますがとても使用用途や住まれる人の事を考えた製材製品とは思えません。
製材歩留まりだけを向上させるのではなく木材特融の「異方性」と使用用途を意識した製材に㈱マルホでは強く取り組んでいます。