第5工場 (工場案内)
潟}ルホのメインとなる工場です。
鋸の目立ても自社で行い敷地内には事務所も併設しています。
第3工場で長さカットされた原木のうち3メートル材と4メートル材が隣接する第2工場の敷地に仮り置きされ、
そこから、こちらの工場へ原木が投入され製材されます。
ここでGR平角や乾燥材用の素材の生産、小割り用の素材の生産が行われており
製品の在庫置場としても利用されています。
製材の基本を忠実に守りながら製材!
スピードや量産だけを追うのではなく製材自体も大切にしています!
中径木用と小径木用の2台のツイン台車でまず最初の製材を行います。
原木の腹と背、欠点を作業員が確認しながらクセの多い芯(ズイ)の位置に常に注意して製材。末口、元口、両方の芯(ズイ)を確認しながら最初の製材をしていきます。
私たちは原木の芯(ズイ)に近い部分からは梁、桁などの平角を製材し外周に近い部分からはタルキ、根太、筋交などの小割り製品を生産する理屈にあった製材方法を主に採用しています。
1本1本性質の違う木だからこそスピードや量産を追求するのではなく、人の手を必要以上に省かない製材を心掛けています!
木材の欠点には大節や曲がり、割れや腐れやアテなど様々なものがあります。
そしてその許容範囲も使用用途によって様々であり作業員の経験でないと見抜けない物も沢山あります。
潟}ルホでは機械化ではクリア出来ない欠点も除去できるよう必要以上に人の手を省かない製材を心掛けています。
各工場で使用される帯鋸(オビノコ)の目立ては自社で行なってます!!!
目立てとは老朽化したノコの歯の部分を付け替え、研磨、さらにノコ自体にコシを加えひずみを取り除くことで、より切れるノコに再生し、仕立てていくことです。
作業員には長年に渡る熟練された経験が必要となってきます。
より長持ちし、より切れるノコを再生させることは、工場の生産性と製品の品質安定化を維持するために絶対に欠かせない大変重要な部門です。
帯鋸の大きさは幅が6〜8インチ(約15センチ〜20センチ)で長さは8mから11m。
普段の生活では目の当たりにすることのない大きな鋸で製材は行われています。
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