第6工場 (工場案内)
乾燥材全般(マイルドドライ、マイルド小割り)の最終仕上げ加工及び在庫置き場として稼働している工場です。
第1工場と天然乾燥場で乾燥、養生された最終仕上げ前の粗材がここへ運ばれ1本1本丁寧に四面加工され
米松構造用乾燥材「マイルドドライ」と米松乾燥小割り「マイルド小割り」が完成します。
「マイルドドライ」と「マイルド小割り」の最大の特徴は木質を傷めないバランスの良い乾燥を第一に考えていること。
適材適所という言葉があるように木造住宅に使われる無垢の構造材ととして最適な
「マイルドドライ」、無垢の羽柄材として最適な「マイルド小割り」を常に追求して生産しています。
米松構造用乾燥材「マイルドドライ」の最終加工は曲がりやソリを確認し、加工は1本1本丁寧に!
面取り加工も同時に行なってます!
1工場及び天然乾燥場で十分に乾燥させられた粗材はこちらで材面の最終仕上げ加工が施されます。
作業員が1本1本乾燥による粗材の形状変化を確認し適切な向きで4面仕上げ加工機(モルダー)に投入することで加工ムラを最小限に抑え検品→選別→梱包を行い構造用乾燥材として適切な製品として仕上げていきます。
加工時には仕上がり寸法によって加工スピードを変化させているため材面は美しく仕上がっており、この際、カドには面取り加工も同時に行なっているため非常に手になじみやすく傷などもつきにくい製品に仕上がっています。
また、梱包時に使用しているビニールは紫外線をカットするものを使用しているため保管時の太陽光などによる変色を防ぐことを可能としています。
1本1本含水率検査と強度検査を行なっています!(平均含水率20%以下)
(財)日本住宅・木材技術センター認定機を加工ラインに組み込み1本1本の含水率と強度を計測しています。
マイクロ波透過方式による材内部も含めた全体の含水率の測定と打撃振動方式によるヤング係数測定を行いデータをコンピューターで管理。製品に印字されたロット番号から含水率とヤング率を社内で出せれるようにしています。
機械等級区分での検査が行われた材はさらにJAS製品と同等以上の社内規格に沿った目視検査が行われ平均含水率20%以下のものが製品として仕上がっていきます。
米松乾燥小割り「マイルド小割り」はなんと1本ずつ最終加工!
米松乾燥小割りを生産しているメーカーは沢山ありますが、そのほとんどが再割り用原盤を乾燥させプレーナーギャングでいっきに最終仕上げ加工を行なっています。この場合、原盤時点での乾燥ムラが製品になった後に解消されるため、製品後に曲がりやソリが出る可能性が高くなります。
弊社の「マイルド小割り」は目標の大きさより大きめに製材した粗材1本1本を選別した後、丁寧にじっくり乾燥(3ヵ月以上)させ、収縮具合を確認。1本ずつプレーナー加工機に投入していき更に選別するため乾燥ムラが少なく変形や抜け節などが起こりにくい製品に仕上がっています。
もちろん、梱包は紫外線カットのビニール梱包をしているため太陽光などからの変色も防いでいます。
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